授業1: 株式投資の基本とは?
1. 株式って何?
株式は、企業が「お金を集めるため」に発行するチケットのようなものです。このチケットを買った人はその企業の「一部のオーナー」になります。
例えば:
- ケーキ屋さんの株式
あなたがケーキ屋さんに1万円を出して株を買ったとします。これで、あなたはそのケーキ屋さんの「小さなオーナー」になります。 - 何がもらえるの?
- ケーキ屋さんが儲かったら、利益の一部を配当金としてもらえるかも。
- ケーキ屋さんが人気になって、価値が上がれば、株を売ったときに利益が出るかも。
2. 株価はどうして変わるの?
株価(株の値段)は、「人気」によって上下します。
- 人気が出ると値段が上がる!
「このケーキ屋さん、美味しい!」と思う人が増えて、株を買いたい人が増えると値段が上がります。 - 人気がなくなると値段が下がる…
「最近味が落ちたな…」と思う人が増えると、売りたい人が増えて値段が下がります。
ポイント:
- 企業の業績が良い(儲かっている) → 株価は上がりやすい。
- 景気が悪い(みんなが節約している) → 株価は下がりやすい。
3. 株式市場って何?
株式市場は、株を買ったり売ったりできる「お店」のような場所です。
- 日本では「東京証券取引所」が有名です。
- いろいろな企業の株が並んでいて、「どれを買おうかな~」と選べます。
例えば:
- 大きなお店:トヨタ、ソニーなどの有名企業。
- 小さなお店:まだ知名度は低いけど、これから成長しそうな企業。
4. 株式投資のメリットとリスク
メリット(いいところ)
- お金が増えるチャンスがある!
株を安く買って高く売れば、その差額が利益になります。 - 配当金がもらえる
利益の一部を「ありがとう」の気持ちで分けてくれる会社もあります。 - 応援する気持ち
自分が好きな企業を応援する感覚で投資ができます。
リスク(注意が必要なところ)
- 値段が下がることがある
株価は上がるだけでなく、下がることもあります。 - 急に売りたいときに売れないことがある
買い手が見つからない場合は、売るのに時間がかかることも。 - 景気やニュースで変動する
景気の悪化や災害などが原因で、大きく値段が動くことがあります。
5. 株式を買うにはどうするの?
株式を買うのは、とても簡単です。
- 証券会社に口座を作る
楽天証券やSBI証券などに登録します。銀行口座を作る感じです。 - 買いたい株を選ぶ
例えば、「トヨタ」や「ケーキ屋さん」の株を選びます。 - 値段を指定して注文する
「この株を1000円で買います」といった具合に注文します。
わかりやすい例え話
株式投資は「お店のチケット」を買うイメージです。
- あなたが「ケーキ屋さん」の株を買うと、そのお店が流行るたびにチケットの価値が上がります。
- でも、お客さんが減ったりケーキが不味くなったら、チケットの価値が下がることもあります。
練習問題(もう少し簡単に!)
- 株式を買うと、その会社の何になる?
- お客さん
- オーナー
- 株価が上がる理由は?
- 人気が出た
- 商品が売れていない
- 株式投資のリスクはどれ?
- お金が増える
- 株価が下がる
答えがわかったら次のページへ!一緒に答え合わせをしましょう😊
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