理学療法士が注目するヘルスケア関連銘柄TOP3 1銘柄目

注目銘柄

こんにちは!理学療法士の株式投資家ペガサスです!

今回から3回にわたって、私が注目しているヘルスケア関連銘柄TOP3をご紹介します!

第1回目は、フィットイージー(証券コード:212A)について詳しく見ていきましょう!!!

余談ですが、実は、私の周りの理学療法士段々とフィットイージーの運営するフィットネスクラブ「FiT24」の会員になっています。私の住んでいる周りにも続々と店舗ができていて急速に店舗数を拡大しています。このビックウェーブに乗って私自身も近々入会しようかなと考えています!

そんなフィットイージーについて分析していきましょう!!

1. フィットイージーの事業概要

フィットイージーは、24時間営業のフィットネスクラブ「FiT24」を展開する企業です。低価格で高品質なサービスを提供し、急速に店舗数を拡大しています。主な特徴は以下の通りです:

– 24時間365日営業
– 月額会費6,980円(税込)からの価格
– 独自の顔認証システムによる入退室管理
– 最新のトレーニングマシンを完備

私が会員になろうと思ったのも、この24時間営業と低価格が大きな魅力だからです。不規則な勤務日程の医療従事者にとって、いつでも利用できる環境は本当にありがたいんです。

2. 業績分析

2024年10月期第3四半期の決算資料を基に、フィットイージーの業績を分析してみましょう。

売上高:47.33億円
営業利益:11.92億円
経常利益:11.62億円
四半期純利益:7.69億円

これらの数字から、フィットイージーの高い収益性が見て取れます。売上高に対する営業利益率は約25%で、業界平均と比較しても非常に高い水準にあります。

3. 成長戦略

フィットイージーの急成長を支える要因として、以下の点が挙げられます:

a) 積極的な店舗展開
2024年3月に150店舗を達成し、7月末時点では168店舗まで拡大しています。会員数も132,923人に達しており、着実に市場シェアを拡大しています。私の周りの理学療法士仲間も、この急速な店舗展開のおかげで、職場や自宅の近くで気軽に利用できるようになったと喜んでいます。

b) デジタル技術の活用
BIツールを導入し、顧客満足度の向上と退会率の抑制に取り組んでいます。データ分析に基づいたきめ細かなサービス提供が、顧客ロイヤリティの向上につながっています。

c) 差別化戦略
低価格帯ジムが増加する中、フィットイージーは高品質なマシンと清潔な施設環境を維持することで、競合他社との差別化を図っています。この清潔な環境づくりは利用者にとって特に魅力的なポイントです。

4. 財務状況

財務面でも、フィットイージーは着実に基盤を強化しています:

総資産:54.93億円(前年同期比で13.87億円増加)
純資産:26.62億円(前年同期比で15.88億円増加)
自己資本比率:48.5%(前年同期比で22.3%増加)

新株発行や四半期純利益の積み上げにより、財務基盤が大幅に強化されています。自己資本比率の向上は、財務の安定性を示す重要な指標です。

5. 今後の見通し

2024年10月期通期予想では、以下の数字を見込んでいます:

売上高:65億円
営業利益:15.9億円
経常利益:15.6億円
純利益:10.27億円

これらの数字は、引き続き高い成長率を維持することを示しています。

6. 理学療法士の視点から見たフィットイージー

私が理学療法士として特に注目しているのは、フィットイージーの企業理念に基づいた取り組みです。「フィットネスを日常に」というビジョンは、健康増進と予防医療の観点から非常に重要です。

運動の継続は、多くの生活習慣病の予防や改善に効果があります。特に、

– 心臓病のリスク低減
– 糖尿病の予防と管理
– 骨密度の維持・向上
– メンタルヘルスの改善

などが挙げられます。フィットイージーの24時間営業というモデルは、様々な生活スタイルの人々が運動を習慣化するのに役立ちます。

私自身、患者さんに運動の重要性を説明する際、フィットイージーのような使いやすいジムの存在を紹介することがあります。実際に利用している同僚の体験談を交えて話すことで、より具体的なアドバイスができるんです。

また、低価格でのサービス提供は、経済的な理由で運動を躊躇していた層にもアプローチできる点で、社会的意義が大きいと考えています。

7. 投資リスクと今後の課題

フィットイージーの成長性は魅力的ですが、以下のようなリスクや課題も考慮する必要があります:

a) 競争の激化
低価格帯ジム市場の競争が激しくなっており、差別化が難しくなる可能性があります。

b) 人材確保
急速な店舗拡大に伴い、質の高いスタッフの確保が課題となる可能性があります。

c) 経済環境の変化
景気後退時には、フィットネスクラブ会員の減少リスクがあります。

d) 新型コロナウイルスなどの感染症リスク
感染症の流行により、一時的な会員数の減少や店舗の営業制限が生じる可能性があります。

8. 株主還元

フィットイージーは株主還元にも積極的です。2024年10月期の期末配当予想は1株あたり20円(普通配当14円、記念配当6円)となっています。また、2024年1月に1株を10株に分割しており、株式の流動性向上や投資家層の拡大を図っています。

まとめ

フィットイージーは、フィットネス業界で急速に成長を遂げている注目企業です。堅調な業績、積極的な店舗展開、そして健康増進への貢献という観点から、私は今後も成長が期待できる銘柄だと考えています。

私自身、近々会員になる予定ですし、多くの同僚も既に利用しています。理学療法士としての経験と、実際の利用者としての視点を組み合わせることで、この企業の成長性をより深く理解できると考えています。

ただし、投資には常にリスクが伴います。フィットイージーの成長性や財務状況は魅力的ですが、競争激化や経済環境の変化などのリスク要因も十分に考慮する必要があります。

投資判断の際は、ここで紹介した情報を参考にしつつ、ご自身で十分な調査と分析を行ってください。また、ポートフォリオ全体のバランスを考慮し、リスク分散を心がけることが重要です。

次回は、2銘柄目として医療機器メーカーのテルモについて詳しく見ていきます。お楽しみに!

ペガサス

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